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まちのひろば

あなたの「まちのひろば」をおしえてください。

“まちのひろば”ってこんなイメージ
●3人集まれば“まちのひろば”
●参加のきっかけとなる出会いの場
●楽しい、関わりたくなる、人を惹きつけるコミュニティーの入口
●家庭、学校、職場以外の地域の居場所(サードプレイス)
●「自分の求めるつながり」が見つかる場所




 民間施設の紹介

たまり食堂

月一回みんなで餃子を作って食べよう!

たまり食堂とは、いわゆる子ども食堂ですがお子さんだけでなく、だれでも一緒に餃子を作って食べようという会です。


(2020年5月14日更新)

たまり食堂について

こんにちは。
「たまり食堂」代表の粂田真理です。
「たまり食堂」は、2016年4月に発足しました。
有志が集まって始めた、この、いわゆる子ども食堂は、今、5年目に入ったところです。

私たちの子ども食堂は、ちょっと変わっています。

ここは、食事をただ提供する場所ではありません。

基本毎月第1月曜日、私たちは買い出しをし、材料を刻み、味付けして練り、餃子の種を作ります。
皮を用意し、羽釜でご飯を炊いて小さな参加者を待ち受けます。

子どもたちがやってくると、まず、手を洗い、テーブルについて、思い 思いのユニーク餃子を作り始めます。出来上がった餃子作品を、私たちは預かって、香ばしく焼き上げます。
モヤシがついたり、チーズが乗ったりすることもあります。

そして、一緒に作りあったみんなで、、、参加者はもちろん、私たちボランティアも共にテーブルを囲み、ご飯を食べる。

言ってみれば、ただそれだけの集まりです。

あー、今はできませんね。悲しいが。

(続く)

詳細

店名
たまり
電話
044-951-1603
住所
麻生区高石1-11-1-1F ※小田急線百合丘駅から3分
日程
第一月曜
時間
17時〜
参加費
子ども100円高校生300円大人500円以上 マイはし、おさら、ちゃわん、コップを持参してくださいね!

追記


コロナの感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言の外出自粛中は「餃子弁当100円」を販売。



【オーナーより】

さて、どうして、こんな子ども食堂としては異例な形になったのか。
ここからは、「1人でも始める」と、強い思いで始めた私自身の話になります。

私がまだ幼かった頃、まだ戦争の傷も生々しく残っていた時代でした。
父が出て行った後、幼い私を抱えて働かなくてはならなかった母と私は2人暮らしでした。
それなので、随分と様々な場所に預けられました。


人里離れた母の郷里の山中はもちろんのこと、7歳の時には千葉の小さな寺に預けられていました。
その中で私が学んだものは、親がそばにいて守らない子どもがどのような扱いを受けるものかと言う痛い現実。と、共に、相反して、ある大人たちは案外子どもを守ろうとするものなのだな、と言う、ある種人間に対する信頼のようなものでした。
もちろん、幼すぎて、そこまで意識したものではありませんが、多くの人がまだまだ大変だった時代にも、「こんな大人になる」と、私に思わせてくれた人々がいたことに、今となっては感謝です。

その私が、大人どころかおばあさんになって、思ったこと。
「この地域の子どもを見守りたい。子どもたちの居場所になりたい。1人でもやる。あの幼い日、自分が救われたその恩返しがしたい。」

もう一つ。今の形を作った大きなファクターがあります。

私は、20年余り、川崎の骨髄バンクのボランティアをやってきました。
そこで、ボランティアの基本というか、基本理念を学びました。
「できることを できる範囲内で できる時に やる。」

私はそこに、もう一つ項目を設けました。
「そして、できうる限り続ける。」

ボランティアは奉仕でも、ましてや滅私奉公でもありません。
自ら進んで行う行動のはず。その意識の源には楽しみと、喜びがあるはずです。

これが、私が何かを始める場合の唯一のポリシーとなりました。

ですから、、、、

運営者側のみが「サービス」すると言った方法はやめよう。
参加者には、自分でできるだけやれることをやってもらおう。寄付をお願いできる方にはお願いしよう。
子どもだけで来てもいいように、参加する大人全員がみんなで子どもを見るようにしたい。

参加する全員でこの「たまり食堂」を作ることを目指そう。

そして、一緒に作業し、一緒に食べることで、みんながこの地域に住う家族のようになれる、、、、、
 

そして、始めたのがこの、「たまり食堂の餃子作り」です。

  餃子をみんなで作ろう!

  作りたいだけ、餃子を作ろう!

  出来立て餃子をみんなで食べよう!

  こども食堂の看板

  素敵な外観

  出来立ての餃子は美味しい!